石灰沈着性腱板炎とは、肩関節に付いている腱板(肩甲骨と上腕骨の間にある四つの筋肉
と
それらを覆う腱の集合体)の特に棘上筋と言われる筋肉にカルシウムが沈着し、石灰化
を起こすことで夜間に激しい痛みや肩関節周囲が腫れるといった、炎症や痛みを引き起こ
す疾患です。
この疾患は、40代~60代の女性に好発しやすいと言われていますが、男性にも発症します。
また、鞄を持つ動作や後ろのものを取ろうとしたちょっとした動作がきっかけ
で肩の痛みを覚え始め、急激に痛みが増す状態まで悪化することも少なくありません。
石灰の状態によって起こる症状が異なるため、それぞれの時期について下記に載せております。
急性期(発症~数週間)
腱の中で石灰がドロドロのミルク状になり、内圧が高まることで周囲に強い炎症が起こります。
その結果、「焼けつくような痛み」と表現されるほどの激しい痛みが現れ、夜間は眠れないほど
強くなることもあります。

慢性期(数か月)
急性期を過ぎると石灰は硬いチョーク状(粉状)のように硬くなります。
炎症は落ち着きますが、硬くなった石灰が腱板の中で盛り上がり、腕を動かすたびに
周囲の骨や靭帯と擦れ合い(インピンジメント)を起こします。
結果として、腕を上げると痛い、物を持つと痛いといった動作時痛が続きます。


修復を促すことで症状の改善に有効です。
を目的とした運動療法を行います。

以下の理由が、
