踵骨疲労骨折は、長時間の歩行やランニングでの着地の衝撃など、軽微な外力が持続的に繰り返し加わることで発生します。
走行・歩行時に踵骨には地面からの機械的刺激に加え、アキレス腱と足底腱膜の牽引力がかかります。アキレス腱と足底腱膜による牽引力が同時に働くことで、踵骨頚部に向かう圧迫力となります。このような力が踵骨に繰り返し加わることで疲労骨折が起こるのではないかといわれています。
踵骨疲労骨折の発生は比較的に少ない骨折ですが、足根骨疲労骨折のなかでは、ラグビーによる踵骨の発症が多かったとの報告もあります。

踵骨疲労骨折でこんなお悩みはありませんか?
- 朝起きた時にかかとに強い痛みを感じる
- ランニングやジャンプの際にかかとに痛みが走る
- 走ったり運動をしたりすると痛みが強くなる
- 徐々にかかとの痛みと腫れが出てくる
目次
アシヤノ鍼灸接骨院の踵骨疲労骨折の施術とは?
徒手療法・ストレッチ
筋肉をほぐすことにより、筋緊張・痛みの緩和などを促します。また、足関節周囲のストレッチをすることで患部にかかる負担を減らすことができます。
物理療法
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。
早期から積極的に行い、腱の修復を促します。
運動療法
運動療法では足趾の運動や足部を支える筋力の強化を行います。
インソール
足部のアライメントを矯正するインソールを作成します。
踵骨疲労骨折とは
踵骨疲労骨折の原因
・足に大きな負荷が加わるスポーツ
・ジャンプや着地を繰り返す
・過度な運動やトレーニング
・体重増加
・足部アーチの低下
・クッションが劣化した靴の使用 など
主な症状
・圧痛
・荷重時痛
・運動時痛
・両サイドからの圧迫で痛む
・起床時、特に最初の一歩で痛む など

本記事の文責
水原 實
1日300人来院する関西最大級の整骨院で臨床経験を積み、その後、副院長まで務め、整形外科での臨床経験を経て症状への正確な判断力・医療倫理に関する理解力を身につけ、神戸にてさくら整骨鍼灸院を開院。
整骨院経営の傍ら、立命館宇治高校サッカー部、芦屋学園高校のトレーナーや各種セミナー講師経験を持つ。
地域の啓蒙活動やJリーガーをはじめとするモデルやスポーツ選手の施術実績を持ち、2024年に芦屋に2号店を開院。
所有資格
- 柔道整復師(国家資格)
- 日本柔整外傷協会認定
- jcca認定ベーシックインストラクター
- CKTT認定トレーナー
- Formthotics Authorized Medical Adviser