骨盤の疲労骨折は同じ動作の繰り返しによって、恥骨下枝と坐骨下枝の結合部および恥骨上枝に起こることが多いです。
疲労骨折の特性上、繰り返し同じところにストレスがかかる動作を見つけ出すことが重要となります。例えば、長距離ランナーは「走る動作」を繰り返すので、骨盤の恥骨枝や坐骨枝にストレスが集中しやすいです。サッカーではインステップキックを繰り返して行うことで踏み込み脚側の恥骨結合にストレスが集中しやすくなり骨折に陥る事があります。
また、ホルモン異常や栄養状態の不均衡などによって骨粗鬆症傾向にあると疲労骨折につながる原因になります。