行軍骨折は中足骨の疲労骨折で、下肢の疲労骨折のなかで脛骨の次に多く見られる骨折です。“行軍骨折”という名称は、軍隊の長距離の行軍中に発症することが多かったことに由来しています。
スポーツ障害として生じることが多く、第2および第3中足骨骨幹部によく見られます。特に陸上競技、バスケットボール、バレーボール、剣道などで多くみられます。また、第2中足骨基部の疲労骨折はバレエダンサーに多く、ポアントの肢位でのジャンプ動作を繰り返すことによ
って起こります。
症状としては、腫脹がないことが多く、痛みも軽度であることからスポーツに関する情報が重要となります。活動性が高く、足の甲の中足骨部に圧痛がある場合は、疲労骨折を疑われます。
体重をかけると足の甲が痛い!【行軍骨折】でこんなお悩みはありませんか?
- 足の甲が痛い
- 体重をかけると痛みが増す
- 強い痛みではないが、持続的な不快感がある
- 運動中や運動後に痛みを感じる
目次
アシヤノ鍼灸接骨院の体重をかけると足の甲が痛い!【行軍骨折】の施術とは?
エコー検査
ケガの部位や状態を正しく把握するためエコー検査を行います。
病院紹介
骨傷の疑いがあり精密検査が必要と判断した場合は、近隣病院へご紹介しております。
物理療法
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復と疼痛の緩和を促します。
徒手療法・ストレッチ
筋肉をほぐし、ストレッチをすることで患部にかかる偏った負担を減らすことができます。
運動療法
足部の横アーチの保持、足趾の内在筋力の向上を目的に運動療法を行います。
行軍骨折とは
行軍骨折の原因
中足骨の疲労骨折はランニング動作やジャンプ動作を繰り返すことによって、横アーチが地面から受ける衝撃と足底筋群の牽引力によるたわみが繰り返される為に、発症すると考えられます。

主な原因
・急激な運動量の増加
・不適切な靴の使用
・練習環境な問題
・個人の要因(不適切なフォームなど) など
主な症状
・圧痛
・荷重時痛 
・運動時痛

本記事の文責
水原 實
1日300人来院する関西最大級の整骨院で臨床経験を積み、その後、副院長まで務め、整形外科での臨床経験を経て症状への正確な判断力・医療倫理に関する理解力を身につけ、神戸にてさくら整骨鍼灸院を開院。
整骨院経営の傍ら、立命館宇治高校サッカー部、芦屋学園高校のトレーナーや各種セミナー講師経験を持つ。
地域の啓蒙活動やJリーガーをはじめとするモデルやスポーツ選手の施術実績を持ち、2024年に芦屋に2号店を開院。
所有資格
- 柔道整復師(国家資格)
- 腰痛運動療法セラピスト
- 日本柔整外傷協会認定
- jcca認定ベーシックインストラクター
- CKTT認定トレーナー
- Formthotics Authorized Medical Adviser

