1. ホーム > 
  2. お悩みの症状 > 
  3. ひざの症状  > 
  4. 変形性膝関節症

変形性膝関節症

変形性膝関節症でこんなお悩みはありませんか?

  • ひざがいたい
  • ひざが腫れている
  • ひざが動かしにくい
  • 正座ができない
  • 階段の上り下りでひざがいたい
  • 立ち上がりの際にひざがいたい

目次

アシヤノ鍼灸接骨院の変形性膝関節症の施術とは?

エコー検査

膝関節軟骨の状態や症状を正しく把握するためエコー検査を行います。

徒手療法・ストレッチ

大腿部周囲の筋肉を緩めることにより、膝関節の正常運動を促します。また、股関節や足関節周囲のストレッチを行い、膝にかかる負荷を軽減させます。

運動療法

屈曲制限を改善するための可動域訓練や、大腿四頭筋を中心とした筋力強化を目的とした運動療法を行います。

物理療法

早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復や疼痛の軽減を促します。

ご予約はこちら

  • LINE予約はこちら
  • 電話予約はこちら

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症は我が国における代表的な骨・関節の加齢性疾患であり、荷重関節である膝関節の機能が障害されるため中高年者の 生活に大きな影響を与えます。 80%以上は加齢に伴って発症するため,その病態や危険因子の解明には自然経過の把握が極めて重要とされています。

 
変形性膝関節症の治療法は,保存的治療と外科的治療とに大別されるが,ほとんどの症例が保存的治療の対象となります。初期治療の原則は保存的治療であり、薬物療法、物理療法、運動療法、装具療法などが挙げられます。

 

《薬物療法》
 
関節内注入薬としてのステロイド剤は,頻回に用いると軟骨破壊をきたし,化膿性関節炎の合併もみられるため適応を選んで使用する必要があります。一方、高分子ヒアルロン酸が軟骨代謝改善目的で用いられており、ステロイド剤と比較すると遅効性ではありますが抗炎症作用があることも確認されています。
 
 
 
《物理療法》
 
温熱・冷却療法や電気療法は疼痛緩和に効果的です。温熱療法には代謝亢進、血管拡張、軟部組織の伸張性増大、筋痙縮の予防などの効果があります。冷却療法には血管収縮と二次的拡張,疼痛の閾値の低下などの効果があり、氷嚢やアイスパックが広く用いられています。炎症所見が強い場合には冷却療法を選択する場合が多いです。
 
 
 
《運動療法》
 
運動療法で主体となるものは萎縮した大腿四頭筋に対する筋力訓練が推奨されています。筋力訓練以外の運動療法としては,ストレッチング訓練や歩行訓練など方法は多様で,報告されているほとんどが複数の訓練の組み合わせとなっています。変形性膝関節症では屈曲拘縮から始まる可動域制限が出現しますが、その屈曲拘縮は立位支持へも影響し、特に筋力低下を伴うと膝くずれの原因となります。また、歩行効率も低下させ、膝伸展時痛や夜間痛の原因にもなるため、ストレッチングは疼痛と歩容改善の点で効果があり、入浴などの温熱療法を併用するとより効果が上がると報告されています。
 
 
 
《装具療法》
 
装具としては足底板が有効であり,内反膝の場合は外側ヒールを高くした足底板を装着する。下肢機能軸の垂直化することによって摩耗した内側関節軟骨へのストレスを減少させる効果がある。膝関節装具は疼痛軽減と、関節の支持性獲得、内反や屈曲拘縮などの変形予防と矯正が目的である。内反変形がみられるが歩行能力は保たれている場合には矯正装具が支持機構が破綻し歩行困難な場合は支柱付き装具が選択される。しかし、膝装具を長期に使用すると膝周囲筋の筋力低下を招くため、筋力訓練を併用しながら装具離脱を心掛けることも重要です。
 
変形性膝関節症は発症や病態進展の機序に不明な点が多く、病態も修復能力がほとんどない軟骨の退行変性ということを考えると、原因にターゲットをしぼった治療法は容易ではありません。疼痛には関節症そのものによる痛みと、筋肉や骨などの萎縮による痛みとが混在していると考えています。
 
当院では疼痛改善を目的とした治療とともに萎縮を改善させるための治療が重要であると考えており、その主軸となる運動療法をお伝えしております。

変形性膝関節症の原因

変形性膝関節症は複合的な問題によって生じる疾患であり、個人の生活習慣や身体の特徴、これまでの外傷や既往歴などが複雑に絡み合って膝関節の軟骨がすり減り、慢性炎症や変形が生じることで発症すると考えられています。以下に主な原因を記載しておきます。

 

 

主な原因

・加齢による膝関節の機能低下

・体重過多による膝関節への負担増加

・内反膝による膝内側への負荷

・スポーツや職業による関節の過度な使用

・膝への外傷や、半月板の損傷などの既往歴

主な症状・所見

・動き始めたり立ち床直後にこわばりや鈍痛を感じる

・正座や階段の上り下り、急な方向転換動作による疼痛

・病気の進行に伴って、痛みが持続的になったり増悪する

・膝の腫れや熱感、関節液の増加による膝の変形

・歩く、座る、しゃがむなどの基本的な動作困難

本記事の文責

水原 實

1日300人来院する関西最大級の整骨院で臨床経験を積み、その後、副院長まで務め、整形外科での臨床経験を経て症状への正確な判断力・医療倫理に関する理解力を身につけ、神戸にてさくら整骨鍼灸院を開院。
整骨院経営の傍ら、立命館宇治高校サッカー部、芦屋学園高校のトレーナーや各種セミナー講師経験を持つ。
地域の啓蒙活動やJリーガーをはじめとするモデルやスポーツ選手の施術実績を持ち、2024年に芦屋に2号店を開院。

所有資格

  • 柔道整復師(国家資格)
  • 日本柔整外傷協会認定
  • jcca認定ベーシックインストラクター
  • CKTT認定トレーナー
  • Formthotics Authorized Medical Adviser
  • LINE予約はこちら
  • 電話予約はこちら
時間
9:00~12:00 ×
15:30~20:00 × ×

土曜 8:30~12:00 / 14:00~17:00

休診日:木曜午後・日祝

【住所】〒659-0067
兵庫県芦屋市茶屋之町11-6 ディアマンテ芦屋1F

【アクセス】
阪神芦屋駅から5分 / JR芦屋駅から8分