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分裂膝蓋骨

分裂膝蓋骨でこんなお悩みはありませんか?

  • 膝のお皿の部分がいたい
  • 膝のお皿を押すといたい
  • 運動中や運動後にひざのいたみが強くなる
  • 膝の屈伸でいたい
  • 階段の上り下りでひざがいたい
  • ひざのお皿の周りがはれている

目次

アシヤノ鍼灸接骨院の分裂膝蓋骨の施術とは?

徒手療法・ストレッチ

大腿四頭筋・腸脛靭帯など下肢の筋緊張緩和を促し、膝蓋骨にかかる負担を減らします。

物理療法

早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。早期から積極的に行い、腱の修復を促します。

運動療法

運動療法では大腿四頭筋・ハムストリングスの柔軟性向上や内側広筋の賦活化・体幹や臀筋の筋力強化を行います。

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分裂膝蓋骨とは

発育期の若者に見られる膝の骨軟骨障害の一つです。この状態は、通常一つである膝蓋骨(お皿の骨)が複数の骨片に分かれ、その分裂部分に痛みが生じます。特にスポーツ活動が盛んな時期の子どもや若者に発生しやすい疾患です。 

 

分割膝蓋骨は、Saupe 分類といわれる分類に基づき、分割骨片の位置によって分類されます。

・I型(下外側型): 膝蓋骨下極に分裂骨片が存在

・II型(中央型): 膝蓋骨外側縁に分裂骨片が存在

・III型(上外側型): 膝蓋骨上外側に分裂骨片が存在

図 Saupe 分類(愛知県理学療法学会誌より引用)

 

Saupe分類は、有痛性分裂膝蓋骨の診断や治療方針の決定に重要な役割を果たします。分裂骨片の位置によって、適切な治療法が異なるため、正確な分類が求められます。例えば、上外側に分裂するIII型が最も一般的で、全体の約75%を占めるとされています。III型は保存療法が有効なケースが多いのに対し、II型は観血的治療(手術)が必要になることが多いとされています。

II型に対しては主に観血的治療が行われることが多いですが、分裂骨片への影響を考慮した膝蓋骨外側端部への牽引ストレスの軽減を目的とした理学療法が有効である可能性も示唆されています。このように、Saupe分類は有痛性分裂膝蓋骨の評価と治療計画の立案において、重要な指標となっています。

分裂膝蓋骨は特に、走る・跳ぶなどの動作を頻繁に行う、発育期のスポーツ選手に多いと言われています。通常、分裂膝蓋骨自体は無症状のことが多いです。痛みが起こる主な原因は、大腿四頭筋の強い収縮に伴う引き寄せられるようなストレス​​が何度も繰り返されることです。症状が出るのは、特に運動時や運動後に痛みが出るケースが一般的です。

分裂膝蓋骨は、適切な治療を受けることで多くの場合症状の改善が期待できます。 特に成長期の若者を大切にし、スポーツ活動と膝の健康を両立するためには早期の診断と治療がスポーツ選手やその保護者、指導者は、膝の痛みを軽視せず、早めの受診を受けることを心がけましょう。

分裂膝蓋骨の原因

本疾患は, 分裂部に大腿四頭筋の収縮に伴う牽引ストレスが繰り返し加わることで疼痛を誘発する発育期膝伸展機構の骨軟骨障害であり、 発育期のスポーツ選手に好発するとされています。

最も一般的とされているIII型(上外側型)は、大腿部外側支持組織全体の緊張が分裂骨片への離開ストレスを招くと考えられています。 また、 分裂部への牽引ストレスを増強させる因子として、 Knee Out(膝の内反) の存在も考えられます。 KneeOut-Toe in を制動するために腸脛靭帯や外側広筋の過緊張が生じていた可能性も示唆されているため、それぞれの牽引力の軽減によって。以下に主な原因を記載しておきます。

 

主な原因

・外側広筋や腸脛靭帯の伸張性低下による内反膝

・膝関節伸展時の分裂骨片への過度な牽引力

・過度なスポーツ活動

・骨化中の未熟な軟骨の骨端炎

・膝蓋軟骨外上側面における過度の圧迫力

・膝蓋骨の異常可動性

主な症状

・膝の屈伸運動時の疼痛

・階段の上り下りやランニング動作による疼痛の増悪

・膝蓋骨周囲の腫脹

・膝の引っかかり感

・膝の違和感や不安定感

本記事の文責

水原 實

1日300人来院する関西最大級の整骨院で臨床経験を積み、その後、副院長まで務め、整形外科での臨床経験を経て症状への正確な判断力・医療倫理に関する理解力を身につけ、神戸にてさくら整骨鍼灸院を開院。
整骨院経営の傍ら、立命館宇治高校サッカー部、芦屋学園高校のトレーナーや各種セミナー講師経験を持つ。
地域の啓蒙活動やJリーガーをはじめとするモデルやスポーツ選手の施術実績を持ち、2024年に芦屋に2号店を開院。

所有資格

  • 柔道整復師(国家資格)
  • 日本柔整外傷協会認定
  • jcca認定ベーシックインストラクター
  • CKTT認定トレーナー
  • Formthotics Authorized Medical Adviser
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時間
9:00~12:00 ×
15:30~20:00 × ×

土曜 8:30~12:00 / 14:00~17:00

休診日:木曜午後・日祝

【住所】〒659-0067
兵庫県芦屋市茶屋之町11-6 ディアマンテ芦屋1F

【アクセス】
阪神芦屋駅から5分 / JR芦屋駅から8分