
*伊藤整形・内科あいちスポーツ・人工関節クリニック資料より参照
肩の腱板(肩甲骨と上腕骨の間にある四つの筋肉とそれらを覆う腱の集合体)に生じる損傷です。この損傷は、肩を挙げたり回したりする際に生じる過度のストレスや急激な運動、事故などによって引き起こされることがあります。
腱板はローテーターカフとも呼ばれ、肩の解剖学的構造である腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)によって構成されています。これらの筋肉と腱はすべて肩甲骨から起こり、肩関節の安定性や動きをサポートする役割を果たしています。
その中でも肩甲骨の上にある『棘上筋腱』が腱板の中では最も損傷しやすい部位です。棘上筋腱は、肩関節の上で肩甲骨と上腕骨の間に位置し、肩を外側に持ち上げる動作の補助しますが、この領域に繰り返しストレスが加わることによって、肩の挙上や外旋の動きに痛みや圧迫感、可動域制限などの影響を与えることが考えられます。
肩周囲の筋肉をほぐすことにより、筋緊張・痛みの緩和などを促します。また、肩関節周囲のストレッチをすることで患部にかかる負担を減らすことができます。
腱板の筋肉の緊張緩和を目的に施術をしていきます。鍼灸施術にて筋肉の硬さを軽減させ、症状の改善を促します。
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復や疼痛の軽減を促します。
肩関節の可動性の維持・改善と、痛みをコントロールしながら腱板機能の維持・向上を目的とした運動療法を行います。



