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膝下の骨が出て痛い!オスグッド病の原因・治療・スポーツ復帰について①

【オスグッド病の症例紹介➡https://ashiyano.com/syoujou/347/】

「運動すると膝のお皿の下が痛くなる」
「膝の下の骨が出っ張ってきた」
「オスグッドと言われたけれど、スポーツを続けても大丈夫?」

このようなお悩みはありませんか?

 

 

オスグッド病は、成長期の子どもに多くみられるスポーツ障害の一つです。特に、サッカー・バスケットボール・バレーボール・陸上競技など、走る・跳ぶ・蹴る動作を繰り返すスポーツで発症しやすい特徴があります。

 

 

痛みを我慢して運動を続けると、症状が長引いたり、スポーツへの参加が難しくなったりすることがあります。

 

 

一方で、必ずしもスポーツを完全に休まなければならないわけではありません。痛みの程度や身体の状態を確認しながら、適切に運動量を調整することが大切です。

 

 

今回は、オスグッド病の原因や症状、検査・評価、リハビリ方法、スポーツ復帰の考え方について全3回にわけて詳しく解説していきます。

1. オスグッドとは?

オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、成長期の子どもに多くみられる膝のスポーツ障害です。

 

 

正式には「脛骨粗面骨端症」と呼ばれ、膝のお皿の下にある脛骨粗面(けいこつそめん)という部分に痛みや腫れが生じます。

脛骨粗面は、太ももの前側にある大腿四頭筋から膝蓋腱を介して引っ張られる部分です。

 

成長期には、この部分にある骨端軟骨がまだ十分に成熟していません。そのため、走る・跳ぶ・蹴るなどの動作で繰り返し牽引力が加わることで、炎症や痛みが生じます。

 

【オスグッド病が起こりやすい年齢】

 

一般的に10〜15歳頃の成長期に多く、特に身長が急激に伸びる時期に発症しやすいとされています。

また、次のようなスポーツをしている子どもに多くみられます。

 

 

・サッカー

・バスケットボール

・バレーボール

・陸上競技

・野球

・バドミントン

・ダンス

 

 

オスグッド病は、成長に伴って骨の成熟が進むと症状が落ち着いていくことが多い疾患です。ただし、痛みが改善するまでには数か月以上かかる場合もあります。

 

 

また、痛みがなくなっても膝下の骨の隆起が残ることがあります。

2. オスグッドが起こる原因

オスグッド病は、成長期の骨の特徴に加え、スポーツによる繰り返しの負荷が関係して発症します。

主な原因として、次の4つが考えられます。

 

 

① 成長期による筋肉の柔軟性低下

 

 

成長期は骨が急速に伸びる時期です。

骨の成長に対して筋肉や腱の柔軟性が十分に追いつかないと、筋肉の緊張が高まりやすくなります。

 

 

特に太ももの前側にある大腿四頭筋が硬くなると、膝蓋腱を介して脛骨粗面に加わる牽引力が大きくなります。

 

[HBD:かかとがお尻につくことが目安]

 

 

その結果、膝下に痛みが生じやすくなります。

 

 

② 運動量・練習頻度の増加

 

 

走る・跳ぶ・蹴るなどの動作では、大腿四頭筋が繰り返し収縮します。

練習量や強度が増加すると、膝下への負担が蓄積し、症状が出やすくなります。

 

 

特に注意したいのは、次のようなケースです。

 

 

・練習時間が急に増えた

・試合や大会が続いている

・部活動以外にも自主練習をしている

・十分な休養を取れていない

・成長期に運動強度が急激に上がった

 

 

運動そのものが悪いわけではありませんが、身体の回復力を超えた負荷が続くことは避ける必要があります。

 

 

③ 下肢の筋肉の柔軟性・筋力の問題

 

 

大腿四頭筋だけでなく、ハムストリングスやふくらはぎなど、下肢全体の柔軟性も重要です。

 

 

また、股関節や体幹の筋力が十分でない場合、走る・跳ぶ・着地する際の身体の使い方に影響することがあります。

その結果、膝周囲に負担が集中する可能性があります。

 

④ 身体の使い方や運動動作の問題

 

 

スポーツ動作では、膝だけでなく股関節・足関節・体幹などが連動して働きます。

 

 

例えば、ジャンプの着地で股関節を十分に使えなかったり、膝が内側に入る動作が繰り返されたりすると、下肢への負荷のかかり方に影響する場合があります。

 

[膝が内に入ってしまうエラー動作]

 

 

そのため、膝だけを見るのではなく、身体全体の動作を確認することが大切です。

3. 主な症状と特徴

オスグッド病では、膝のお皿の下にある脛骨粗面を中心に症状が現れます。

 

 

代表的な症状は次のとおりです。

 

 

・膝のお皿の下が痛い

・膝下の骨が出っ張ってきた

・運動後に膝が痛む

・走ったり跳んだりすると痛い

・階段の昇り降りで痛む

・正座やしゃがみ込みで痛む

・膝下を押すと痛い

 

 

【オスグッド病の特徴】

 

 

特徴的なのは、膝のお皿の下にある骨の出っ張り(脛骨粗面)に圧痛がみられることです。

 

 

症状が進むと、脛骨粗面が徐々に隆起してくる場合があります。

[脛骨粗面の隆起]

 

 

また、片膝だけに起こることもあれば、両膝に症状が現れることもあります。

 

 

痛みの程度には個人差があり、運動中だけ痛む場合もあれば、日常生活でも痛みが出る場合があります。

 

 

【オスグッド病の症例紹介➡https://ashiyano.com/syoujou/347/】

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