膝から足首までの外側の細い骨である腓骨に発生する骨折です。
スポーツ選手、特に走種目や跳躍型の競技者に多く見られる傷害で、この骨折は、繰り返しの負荷によって骨に微細な損傷が蓄積することで発生します。強い痛みや内出血、大きな腫れを伴うことはないですが、運動しているときや圧迫したときに痛みを感じることが多いです。
突発的な痛みがない為、骨折とは思わず競技を続けてしまうことがあります。放置してしまうと痛みが悪化してしまう可能性があるため、少しでも違和感がある場合はお気軽にご相談ください。
・部位による分類
・疾走型(足首に近い方)
腓骨遠位1/3でみられる。走ることが多い競技にて、起こることが
多い。(サッカー、長距離走など)
・跳躍型
腓骨近位1/3でみられる。ジャンプ動作が多い競技で起こることが
多い。(バレー、バスケなど)