バーナー症候群(頚部神経過伸展症候群)とは、外力によって頭頚部に衝撃が加わり、同時に肩から上肢にかけての放散痛や灼熱痛などを生じる一過性の腕神経叢損傷または頚椎神経根症のことです。
アメリカンフットボールやラグビーなどのコンタクトスポーツにおいて頻度の高い外傷ですが、症状は数分でおさまるものから数カ月間持続するものまであります。受傷直後やしびれがある間はコンタクトスポーツは中止する必要があります。

バーナー症候群(頚部神経過伸展症候群)でこんなお悩みはありませんか?
- 腕や肩に突然の痛みやしびれを感じる
- スポーツ中に突然の放散痛が走った
- 片腕の筋力が一時的に低下する
- 首を動かすと痛みや違和感がある
- しびれが続いている
目次
アシヤノ鍼灸接骨院のバーナー症候群(頚部神経過伸展症候群)の施術とは?
徒手療法・ストレッチ
首や肩・背部の筋緊張を緩和させて患部にかかるストレスを軽減させます。
物理療法
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。早期から積極的に行い、疼痛の緩和を図ります。
運動療法
筋力の強化と柔軟性の回復させるための運動療法を行い、再発予防を目指します。
バーナー症候群とは
バーナー症候群の原因
アメリカンフットボールやラグビーなどでの頚部の側屈強制、肩の下制強制に伴って生じるスポーツ外傷です。以下の3つの受傷メカニズムが考えられています。
受傷メカニズム
- 牽引型:受傷側の肩が引き下げられ、頚部が対側へ押されることで腕神経叢が牽引される
- 圧迫型:頚部の過伸展と側屈の複合動作により神経根が圧迫される
- 直達型:鎖骨上窩部での腕神経叢上幹への直達外力による受傷
主な症状・所見
- 片側の肩から上肢にかけて放散痛・灼熱痛
- しびれ
- 筋力低下
- 頚部屈曲可動域制限 など
症状は数分でおさまるものから数カ月間持続するものまであります。

本記事の文責
水原 實
1日300人来院する関西最大級の整骨院で臨床経験を積み、その後、副院長まで務め、整形外科での臨床経験を経て症状への正確な判断力・医療倫理に関する理解力を身につけ、神戸にてさくら整骨鍼灸院を開院。
整骨院経営の傍ら、立命館宇治高校サッカー部、芦屋学園高校のトレーナーや各種セミナー講師経験を持つ。
地域の啓蒙活動やJリーガーをはじめとするモデルやスポーツ選手の施術実績を持ち、2024年に芦屋に2号店を開院。
所有資格
- 柔道整復師(国家資格)
- 日本柔整外傷協会認定
- jcca認定ベーシックインストラクター
- CKTT認定トレーナー
- Formthotics Authorized Medical Adviser