寝違いは、一般的に朝起きた時に首や肩に突然痛みが生じる状態を指します。首や肩だけでなく、肩甲骨、背中、脇下等を動かした際にも痛みが起こることがあります。重症の場合は、痛みで首が固まったように動かせなくなり、数日間痛みが続くこともあります。
医学的には「寝違い」という病名は存在せず、寝違いの症状は、実際には以下のような状態が朝起きた発症したものと考えられています。
・頚椎捻挫(むちうち)
・頚椎間板ヘルニア
寝違えの治療法と回復期間は症状の程度によって異なります。
- 軽症:2〜3日で痛みが治まる
- 中等症:1週間程度で痛みが治まる
- 重症:数週間から数ヶ月かかることもある
寝違えは一見単純な症状になりますが、その原因や治療法は多岐にわたります。症状が長引く場合や繰り返し発症する場合は、早めの受診をお勧めします。